いわはしくんありがとう
この前ブログのネタを募集しましたが、まさかこんなかたちでブログのネタが見つかるとは思いもしなかった。
King&Prince岩橋玄樹くんが本日をもってジャニーズ事務所を退所します。
どっかでもう復帰無理かもって思ってたつもりだったけど全然違った。わたしめちゃくちゃ待ってた。めちゃくちゃ会いたかった。もうあえないなんてありえないし無理。っておもった。わかった。岩橋くん退所の文字をみた瞬間何を思うより先にしぬほど涙が出てきたのでわかった。
岩橋玄樹くんというひとは人一倍繊細で努力家で優しくて真面目でファンを大事にしてくれて、だれよりもかわいくてかっこいい。
岩橋くんを初めて見たのは彼がまだジャニーズJr.だった頃。画面上だったけれど、あまりにも綺麗な顔をしているので一瞬で射抜かれました。このひとだれ!?名前なに??って友達に詰め寄りました。そこで初めて聞いた名前「岩橋玄樹」。顔に似合わない名前だとおもいました。正直に。
初めてこの目で岩橋くんを見たのは5年前。忘れもしない秋のこと。10月。梅田芸術劇場。着ていた服さえも鮮明に覚えてる。この日のために買った黒いレースのトップスと赤いロングスカート。
1階のいちばん奥の席だったけど、友達に借りた双眼鏡越しにみた岩橋くんは間違いなくこの世のだれよりも輝いてた。ずっとドキドキしてて口から心臓出るかとおもったぐらい。
最後客席の通路を歩いて捌けていく岩橋くんはわたしの座ってる席の近くで立ち止まって、笑顔で手を振った。
たぶんわたしの中で完全にスイッチが入ったのはこのとき。冗談抜きで岩橋くんの顔の周りにキラキラが見えた。漫画とかで出てくるやつ。なんなら効果音まで聞こえた。息するのもわすれてた。このまま時間とまれって思った。人生で初めて。
「こんなの初めて!!!!!!!!」
このえがおまもりたい!!!
このえがおをずっとみていたい!!!
こうしてわたしはいわゆる岩橋担というものになり、雑誌の早売りを漁ったり、インタビュー記事の一言一句に一喜一憂し、Jr.界隈特有のトンチキな現場や突然の発表等々に散々振り回される日々を過ごすようになる。
だけどそれも含めて、岩橋くんを応援することは本当に本当に楽しくて幸せでたまらなかった。こんなにも熱中できるものに出会えたから、じゃなくて。岩橋玄樹くんというひとを好きになったから。だから幸せだった。
岩橋くんの言葉はファンの心と手をつかんで、見つめて、その数がどんなに増えたって見落とさずつかまえて寄り添って一生離さない。
美しさで惹きつけて、言葉で離れられなくする。
岩橋くんってそういう人なの。(誰)
だけどその本音は心の奥底にしまってある。
緊張しているのも、うまく話せないのも、泣きそうになってしまうのも、隠せていないことがたくさんあった。それでもそれを必死に隠そうとする姿に胸を打たれる。
どこまでもファンのことを考え、いつでもキラキラの笑顔でいようとする岩橋くんは、どこまでもアイドルだった。
目標を聞かれたときには「ファンのみんなを幸せにすること」「ファンのみんなを振り回したくないから将来のことは語らないようにしてる」と言ってくれる。
彼の心の中にあるジャニーズの「岩橋玄樹」は、だれよりも何よりもファンのことをいちばんに考えて心に寄り添ってくれるアイドルだったんだと思う。
岩橋くんは、天性と努力のスーパーアイドルでした。
そんな岩橋くんを語るのに外せないのがJr.大賞。
前人未到の5連覇を成し遂げました。
長い間プレッシャーに押し潰されそうになりながら、変わらない姿がわたしたちを幸せにし続けてくれた。みんなの心を動かした。
3連覇飾ったあたりからの岩橋担、Prince担の雰囲気か大好きでした。数字は嘘つかねーぞ。うちの子デビューするまで連覇し続けるから覚悟しろよ。(Prince然り岩橋くんが事務所の推されから外れ、思うように活躍できなかった憤り)
Myojoをまとめ買いして、極細ボールペンを買って、あのアンケートページに向き合った日々は一生忘れられない()
そしてあの頃、「信じてます」のひとことで自分のプレッシャーをひた隠しにして、わたしたちに弱音を吐かせないでくれた岩橋くん。本当にありがとう。
デビュー発表のあの日のことも、一生忘れられない。
雨が降ってた。仕事の休憩中に岩橋くんのデビューを知った。今まで生きてきた中でいちばんうれしくて、いちばん幸せだと思った。
やっと。やっと。きっと悔しい思いもたくさんしてきたけれど、すべてこの日のためにあった。ぜんぶ報われた。
岩橋くんを応援していたのは、岩橋くんが好きだからで、岩橋くんに幸せでいてほしいからで、岩橋くんに夢を叶えてほしいからで、つまりデビューしてほしいからだった。だからわたしの夢も叶ったことになる。
でも、岩橋くんがお休みを発表したのはデビューから約半年後だった。
Princeのなかで数えきれないくらい見せていた弾ける笑顔は、デビューしてから一度も見られなかった。岩橋くんを取り巻く環境が、生きづらいものになってた。
繊細で、正直で、ひたむきで、まっすぐで、努力家で
自分と向き合いすぎて、がんばりすぎて、折り合いがつけられない。中途半端でいられない。
そんな岩橋くんが生きづらい世界なんてゆるさねえ!って思ったところでどうにもならない。ただ、こと芸能界に関しては顕著に、あまりにも生きづらすぎて。どうにもならないのが歯痒すぎて。
でも岩橋くんの幸せが何よりも大切だから、ゆっくり休んで。いつまででもいいから。なんて思っていたし、月日が経つにつれて、もしかしたらもう戻ってこないかもしれないって何度も思って。それならそれでいい。生きてさえいてくれたらいい。また大好きな笑顔を取り戻せていたらどこで何してたっていいって思った。
2021年3月29日
仕事が終わり携帯をひらくとラインの通知がとんでもないことになっていた。何度も同じ現場を共にした岩橋担の子たちからだった。「岩橋くんいなくなっちゃう」の文字ですべてを察して血の気が引いた。理解できなかったし、したくなかった。どこかで彼の復帰を諦めていた自分がいるはずだったのに、本当は全然違ったらしい。岩橋くんに会いたくて泣いた。もう会えないなんて信じられなくて泣いた。
岩橋くんにとって、デビューってなんだったんだろう。
デビューしたくて、そのためにがんばって、泣いて泣いて、努力して、乗り越えて。そんなこと思うのも嫌だったけど、どうしてもその考えで頭の中がいっぱいになった。
数少ない心を開ける仲間、岸くんや神宮寺くんにかこまれて無邪気に楽しそうに笑って、幸せそうで、そんな岩橋くんがいるだけでよかった。ただそれだけでよかったです。岩橋くんが、彼の大好きなひとたちのそばで笑っているのを見られればそれだけでよかった。
岩橋くんの最後のメッセージを見て、また苦しかった。
待たせていることがしんどかったって言う岩橋くんは、いまだにずっとファンのことばっかり考えてたから。欲張りなわたしたちに、ずっと応えようとしてくれていた。ありがとう。ほんとうにありがとう。岩橋くんに出会ってからの5年間、ずっとずっと幸せでした。
大好きな曲を歌う大好きな岩橋くんの声ももう聞けない。天使みたいな笑顔を振りまく岩橋くんを見ることもできない。愛のこもった素敵な言葉を受け取ることもできない。もう二度と会えないなんて信じられない。
今はまだ全部を受け止められない。
少しずつ受け入れていくしかない。
アイドル岩橋玄樹のいない世界を認めるしかない。
お休み中もずっとつらかったね。重荷を背負わせてごめんね。待ってるよっていう言葉に応えようとしてくれてありがとう。どんなときも変わらず愛してくれてありがとう。幸せにしてくれてありがとう。わたしの人生を支えてくれてありがとう。数えきれないほどの思い出をくれてありがとう。素敵な景色を見せてくれてありがとう。ほかのどんなものにも代えられない。一生の宝物。
こんなにも幸せにしてもらったぶん、今度は岩橋くんが誰よりも幸せになって。自分の幸せのために、自分の笑顔のために生きて。ただそれだけを祈ってます。
今日までの11年間、ほんとうにお疲れ様でした。
そしてなにより、ありがとう。
ずっと岩橋くんが大好きです。
2021.03.31